タクシーが道路凍結の調査に協力
タクシーって結構色々なことに取り組んでいるのです。
そのひとつ、国立研究開発法人防災科学技術研究所から「路面状況データに関する協力のお願い」を受けて、データ収集の協力をしています。
指定された8つの地点をタクシーで通る際に、路面状況を確認し結果を研究所にバックするというもの。
※ 写真は調査の際に使っている、路面凍結の状況を示した参考写真と記録表。
なかなか地味で繊細な作業です・・・でも、実際に走ってみないと分からない!というあたりで、タクシーが活躍できるのです。
研究所はタクシーが集めたデータと気象状況を分析して、より高度な予測ができるよう研究しています。
ここでは説明しきれないので、興味がある方は、「雪氷北信越」40号「タクシー・バス会社からの提供データを活用した路面凍結予測手法改良の試み」をご覧ください。
この取り組みは令和元年の冬から始まり、その際にはテレビでも大~きく紹介され、今年2月には新聞にもカラー写真付きで大~きく取り上げていただきました!が、知らない方がほとんどだと思いますので、ここで再度アピールしてみました。
より高度な凍結予測が可能になれば、凍結防止剤散布のタイミングが先読みできたり交通事故防止にも繋がります。
一日でも早く、路面凍結予測が実用化されることをお祈りしています。